映画『せかいのおきく』駒澤大学経済学部講義レポート

駒澤大学経済学部農業政策の学生が履修する、藤島義之氏(YOIHI PROJECTテクノロジー・イノベーション・ディレクター)の講義の一環で映画『せかいのおきく』が上映されました。

⚫️実施日:2023年11月16日(木)
⚫︎場所:駒澤大学経済学部

講義では映画を二回に分けて学生たちに観てもらい、それぞれ課題を設けました。
学生はメモを取ったり、映画に出てくる事象をタブレットで調べながら、何か気づきを得ようと映画を観ていました。

講義内で出された課題に対しての学生からの回答を一部、以下に記載いたします。

第一回上映後の課題:【『せかいのおきく』にみられる循環型社会の例を述べよ。】

学生回答例:「排泄物が肥料になること」、「紙のリサイクル」、「井戸水の利用」、「障子紙を補修して使った」「排泄物に経済価値があったこと」、「人々の移動手段が歩き」、「同じ服を着ること」、「死んでも自然に帰ること」、「人には役割があること」、「町(長屋)の人がつながっていること」

第二回上映後の課題①:1現代に応用できる考え方

学生回答例:「もったいないという精神」「無駄な自動車の利用を見直す」

第二回上映後の課題②:政策に応用できること

学生回答例:「ごみの分別と有効利用」「生ごみや食品ロスに対する対策」「地産地消の推進」「教育の充実」「自然との共生、共存する価値の理解促進」「衣服や食器の再利用」「身分が上の者の配慮」、「フェアトレードの推進」、「人がやりたくない仕事への待遇改善」、「バリアフリー社会を実現すること」

第二回上映後の課題③:個人のレベルで行動を起こすためのきっかけは?

学生回答例:「大きな災害で資源不足などが起きること」、「取り組みの成果が可視化されている
こと」、「海洋ごみの処理を行うためのコストを知ること」

映画『せかいのおきく』から学生がリデュース、リユース、リサイクルを改めて考えるきっかけとなった授業でした。
また第二回目の講義では、YOIHI PROJECTメンバーが参加して学生からの質問に答えました。実際の撮影時の様子などを知って映画制作に興味を持つ学生もいました。

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