『プロミスト・ランド』6/29(土)初日決定!マタギ衆に三浦誠己、渋川清彦、小林薫!大自然のパワーを体感する特報も公開
映画『プロミスト・ランド』の初日が2024年6月29日(土)に決定、ユーロスペースほか全国順次公開となります。
この度、主人公を演じる若き二人、杉田雷麟と寛一郎を支えるベテラン俳優の出演が解禁となりました。
檜原のマタギ衆のひとりで、息子の信行(杉田雷麟)と事あるごとに対立する親父を演じるのは、『太陽の子』(21)、『ケイコ 目を澄ませて』(22)等で知られ、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でも話題をさらった三浦誠己。
信行の母を演じるのは、『偶然と想像』(21)、『はい、泳げません』(22)、『ちひろさん』(23)等、映画、舞台、ドラマと幅広く活躍する占部房子。
マタギ衆のひとりで、信行と礼二郎の良き理解者・田島には、『偶然と想像』(21)、『狐狼の血 LEVEL2』(21)、『夜明けのすべて』(24)など、日本映画界に欠かせない存在である渋川清彦。
そしてマタギたちを束ねる親方・下山には、『冬薔薇』(22)、『Dr.コトー診療所』(22)、『首』(23)など、日本映画を代表する名優・小林薫が扮し、静かな威厳を滲ませています。
四人の作品に寄せる思いのこもったコメントは下記に全文掲載しています。
壮麗な大自然の中、たったふたりで 禁じられた熊狩りに挑む信行と礼二郎を捉えた、 圧倒的な自然のパワーを体感する特報が完成!
セリフは一言もなく、木々のざわめきや鳥のさえずり、雪崩の地響きなど、人間たちを圧倒するような大自然、そして、その自然を畏敬し、恵みを頂いてきたマタギたちの世界を目で、耳で、体で感じられる特報をぜひご覧ください。
『プロミスト・ランド』特報
三浦誠己 コメント
撮影中に大自然の中で己の無知さを感じ、撮影を終え戻った大都会でジクジクと考えさせられました。 眼差し。息遣い。言霊の数々。 我々人間はたくさんの忘れ物を取りに戻らなければならないのかもしれません。 土の匂い。風の音。雪の眩しさ。鉄の重み。血の味。
そして輝きを放つ主演の若き二人。
是非是非、劇場で感じて下さい!
占部房子 コメント
初めて脚本を読ませて頂いた時は、壮大な風景の中で生きる若い命の物語に単純にワクワクしていました。 しかし、出来上がった映画は私が想像した「壮大」をひらりと飛び越え、地球から聞こえる脈動、循環する命の中 にいつの間にか取り込まれたような驚きの体験をくれるものでした。これからご覧になる皆さんが『プロミス ト・ランド』にどんな風景をみるのかとても楽しみです。沢山の方に届きますように!
渋川清彦 コメント
初めて映画を撮る監督の初期衝動に俺はのりたい。それが助監督の時から知っていて好きな奴だとなおさら だ。誘われなかったら少し嫉妬する。『プロミスト・ランド』の脚本を読み、これできるの?と思うくらい言葉での 表現は美しいし面白いが映像にするのは大変だと思った脚本だった。飯島監督は人柄も相まって見事に飯島 作品を創りあげた。飯島監督、誕生おめでとう。大変な道だと思うが、これからも期待してます。最後に、現場で フリーズしたごとく長考している飯島監督の姿、なんか好きです。
小林薫 コメント
ロケ地の朝日岳の麓というのかな大鳥集落。ここから先はさすがに人家もないというところで、時間もあったので近くを散策して驚いた
未舗装の林道を山に向かって歩き出したのだが
大量の雪がまだ残っているのだ
道と言っても、そこかしこに残っている雪が解けだし川のようになっているところもある
東京では真夏日のような気温も記録するゴールデンウィーク最中の時季にだ
撮影で山林の中に入ってまた驚いた
雪渓のようになった雪が場所によって、50センチくらいの深さになっている
冬の厳しさ感じないわけではないが、ここに住む人たちの強靭さ、自然との向き合いかたにジーンと感動したロケでした
『プロミスト・ランド』
2024年6月29日(土)、ユーロスペースほか全国順次公開
出演:杉田雷麟 寛一郎 ほか 脚本・監督:飯島将史
原作:飯嶋和一「プロミスト・ランド」(小学館文庫「汝ふたたび故郷へ帰れず」収載)
製作:FANTASIA Inc. / YOIHI PROJECT 制作プロダクション:ACCA/スタジオブルー
配給:マジックアワー/リトルモア ©︎飯嶋和一/小学館/FANTASIA
映画公式サイトURL: www.promisedland-movie.jp
公式Xアカウント:@promisedlandmov
YOIHI PROJECT公式Instagram : https://www.instagram.com/yoihi_project/ で #マタギの日常 配信中