『せかいのおきく』劇場公開スタート！世界６カ国の映画祭で上映も決定！

『せかいのおきく』の劇場公開がついに始まりました。公開２日目の4月29日には都内映画館で公開記念舞台挨拶が行われ、主演の黒木華、共演の寛一郎、池松壮亮、眞木蔵人、そして阪本順治監督が登壇しました。

舞台挨拶では、今年2月にワールドプレミアとなったロッテルダム国際映画祭での上映を皮切りに、ベルギー・ゲントのジャパンスクエアフィルムフェスティバル、韓国の全州国際映画祭、中国の上海国際映画祭、ドイツのニッポン・コネクション、ニューヨーク・アジアン映画祭2023など世界6か国でお披露目されることも発表されました。
以下、阪本順治監督、黒木華さん、寛一郎さん、池松壮亮さんのコメントです。

阪本順治監督コメント

これで世界の『せかいのおきく』になるわけですね！12日間の撮影で3年がかりで完成させた作品が、まさか世界の人たちに観てもらえるとは予想もしていませんでした。
この映画は3回目が一番面白いので何度も観返してください。涙を拭くためではなくて（匂いをこらえるため）鼻を抑えるためにハンカチのご用意を！

黒木華さんコメント

海外の映画祭では『ラブとホープの詰まった作品』という素敵な表現をしてくれたそうで、日本の文化が海外の方々にも伝わることがとても嬉しかったです。
完成した作品を観たときに、色や音、香りが際立ってきて、白黒だからこそ伝わるものがあると思いましたし、カラーになるところがより鮮明に印象に残りました。
色々な方に観ていただける作品で、映画を愛している人たちが3年前から大事に作った映画です。皆さんの心に残る映画になったら嬉しいです。

寛一郎さんコメント

ロッテルダム国際映画祭で上映した時は、嗚咽している人もいましたし、映像がモノクロからカラーになったときは盛り上がっていました。直接的ではない婉曲的な江戸の恋愛と文化が伝わったようで嬉しかったです。色という情報がなくなる分、感じ取れるものも多い作品だと思います。

池松壮亮さんコメント

モノクロ作品に出るのは夢でした。個人的にもこれからの社会に必要な提案を持った意義深い作品だと思います。この映画がヒットすれば『シン・せかいのおきく』が作られるみたいなので（笑）、応援よろしくお願いします！

『せかいのおきく』

テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテほか全国公開中

脚本・監督：阪本順治
出演：黒木華 寛一郎 池松壮亮 眞木蔵人 佐藤浩市 石橋蓮司
製作：FANTASIA Inc.／YOIHI PROJECT
制作プロダクション：ACCA　
配給：東京テアトル／U-NEXT／リトルモア
第52回 ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティション正式出品
©2023 FANTASIA　　
映画公式サイトURL：http://sekainookiku.jp/
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