カリガリ劇場視察&聖体祭を楽しむ!(2023年6月8日) 

この日はヴィースバーデン市の文化局が運営している市立映画館「カリガリ劇場(CALIGARI)」を訪れました。
1920年公開のサイレント映画『カリガリ博士』にちなんで名づけられた1926年開業のレトロで美しい映画館です。市営劇場のため多くの人が映画を観られるよう、通常よりもチケット代金を安く提供しています。また歴史的な劇場として改修しながらなるべく当時の状態を維持しているそうです。例えば劇場内の椅子は新しいものに改修されていますが、劇場の後方に飾られているレリーフ等は当時のものをそのまま使っているそうです。

カリガリ劇場外観
レトロな映写機
美しい曲線美と繊細なデザインが施されていてなんともゴージャスな天井

子供向けの映画プログラムや海外の作品も上映されていて、6月は日本映画の『すずめの戸締り』と『ベイビー・ブローカー』が上映されていました。
いつかここで『せかいのおきく』の上映をして欲しい!と原田も大興奮!
しかも私たちが訪れた前日にはヴィム・ヴェンダース監督が来場していたとのこと!監督とのニアミスは残念でしたが素敵な視察となりました。

『せかいのおきく』も上映してほしいですね。

ヴィースバーデンの街並みも素敵でした。

ヴィースバーデンの街並み

旧市街の広場ではアコーディオンを弾くおじさんがいたり、旧市街中心の赤レンガ造りのマルクト教会では時間がくると教会の鐘が音楽を奏でたりとまさにヨーロッパらしい雰囲気に包まれた空間でした。またヴィースバーデンは温泉もあるためドイツ屈指保養地として知られているそう。
旧市街から少し歩くと温泉付き高級ホテルやカジノもあります(次回は是非伺いたいです)。

原田満生@映画美術監督

聖体の祝日を満喫!

聖体の祝日

6月8日は聖体祭。フランクフルト近郊の一部の州が祝日となるのですが、ヴィースバーデンも祝日で、旧市街の抜けた大通りでお祭り(フェスタ)に遭遇いたしました!

トラディショナル衣装でビールをサーブ

ワイン、ソーセージ、ビール、フレンチフライ、焼き鳥のようなものから、スイーツまで様々なハイクオリティの屋台が立ち並んでいて、歩いているだけでもテンションが上がりました!通りは歩行者天国になっていて、多くの人々がビール・ワインを飲みながら楽しんでいました。
移動遊園地や野外ステージでは子供ダンスコンテストが行われていたりと子供たちも大喜び。
偶然にも体験できてラッキーでした。

屋台フードはどれも美味しそうで目移りします。
定番のフランクフルトとカリーヴルストをいただきました。

YOIHI PROJECT公式

次の記事に続く

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